これは全米で色々行われるショーケースのなかでも,高校のスカウトが来る数ではかなり評判がいいのです。
昨年は100校と聞きました。
しかも野球場が一つの場所(ショウケースによっては3つくらいの場所に分かれます)にあるので、スカウトは多くの選手を見ることが出来ると言う点でも魅力があるようです。
しかもそれぞれの学校が二人以上送り込んでいるとも聞きました。
ただ、私達が住んでいる州のトラベルチームは一チームしか招待されないのです。
ここでの私達の失敗。
毎年エリートチームのシーズンが終わる頃、トラベルチームのプロスペクトキャンプがあります。
これは、選手の運動能力を測り、ビデオに録り州内でのランクを付けます。
長男は88MH投げていたという実績からエリートチームのコーチの口込みでプロスペクトキャンプに参加せずともアリゾナに行くことが出来たのですが、次男はそう言う武器がありません。
まだ早いと思い、フレッシュマンのときにはキャンプに行かなかったのです。
それが間違いでしたね。
今回選ばれた選手は皆当然フレッシュマンの時から登録がすんでいました。
しかも、一つや2つのイベントに参加しているのでコーチもその選手を良く把握しています。
なので、もうすでに650名くらいの登録のなかから、20〜40名のコア選手が確率されていました。
出遅れたという感じです。
高校のコーチ、地元コーチの推薦も役に立ちませんでした。
ただ救いは、アカデミックの試合のトライアウトに招待されていたので、その選手は全国のトラベルチームの連絡先を得ることが出来ます。
そこにメールをして空きがあるかを確認することにしました。
敷居は高いです。
どのトラベルチームも、アリゾナのメンバーを選ぶトライアウトは終わっているし、条件は同じです。
でも、一か八か、、40チームにバッティング、守備、PGに参加した時の記録ののったリンクを付けて送りました。
結果は、ありがたいことに5チームから空きがあるからという返事をもらいました。
諦めなくて良かったです。
これでアカデミックが終わってすごすごと帰らなくてすみます。
その後の3日に渡るアカデミック以外のトーナメントに出ることが出来ます。
慎重に選別して、一つにしぼりました。
学校を3日間休むことになり、しかも高校のテニスのプレイオフとも重なってしまいましたが、
大学で野球をしたいと言う強い希望がある次男、、
アリゾナで力を発揮してくれるでしょう。
地元チームのバッティングと、筋トレも10月から始まりました。
野球のオフの時にテニスをしたことはとてもプラスになったと次男はいいます。
毎日,2時間のコートを走り回る運動と、サービスの練習は秋に野球をする上で非常に役に立っていると言います。
アメリカでは、スポーツが季節によって行われる時期が違うので、一つの種目にしぼらず,何種類かスポーツをする選手がメジャーです。
次男は、もし野球だけしていたら自分で毎日トレーニングはしていなかっただろうと言います。
確かに、、、自分のことはよく分かっているようです。